パナソニックの食器洗い乾燥機 NP-TSK2とNP-TSK1の違いを徹底比較しました。
NP-TSK2とNP-TSK1は、どちらも奥行き29cmのスリムタイプで設置しやすいと評判の卓上型食洗機ですが、実は細かな仕様や機能にいくつか違いがあります。
主な違いは以下の通りです。
・洗浄コースの種類
・かごの持ち上げ固定機能
・本体カラー
・価格
「どちらを選べばいいの?」と迷っている方に向けて、この記事ではNP-TSK2とNP-TSK1の違いや共通機能をわかりやすく整理しました。
それぞれの特徴を踏まえて、自分の生活スタイルやキッチン環境に合ったモデルの選び方もご紹介しています。
購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪
▼庫内構造が大幅に改善!パナソニック 食洗機 NP-TSK2はココからチェック!
▼コスパ良し!べビー用品も洗いやすい!パナソニック 食洗機 NP-TSK1はココからチェック!
パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TSK2とNP-TSK1の違いを比較!
NP-TSK2は2025年10月17日発売の新モデル、NP-TSK1は2021年11月15日発売の型落ちモデルです。
まずは、両モデルのスペックを確認してみましょう。
スペック項目 | NP-TSK2 | NP-TSK1 |
---|---|---|
発売日 | 2025年10月17日 | 2021年11月15日 |
本体カラー | ライトベージュ ホワイト | スチールグレー ホワイト |
容量 (食器点数) | 約36L(24点) | 約36L(24点) |
ドアタイプ | リフトアップオープンドア | リフトアップオープンドア |
消費電力量 | 約670Wh | 約670Wh |
標準使用水量 | 約8L | 約8L |
コース | 汚れレベル1~3 スピーディ 80℃すすぎ お手入れ 乾燥のみ | 汚れレベル1~3 低温ソフト お手入れ 乾燥のみ |
エコナビ | ○ | ○ |
ドライキープ | ○(120分) | ○(120分) |
除菌機能 | ストリーム除菌洗浄 | ストリーム除菌洗浄 |
予約機能 | ○(4時間後スタート) | ○(4時間後スタート) |
運転時間 (50Hz/60Hz) | 約26~118分 (スピーディ含む) | 約73~118分 |
運転音 (50Hz/60Hz) | 約39/41dB | 約39/41dB |
食器かご・ホルダー | 上かご/下かご/タンブラー&ボトルホルダー | 上かご/下かご/ちょこっとホルダー(上かごと兼用) |
本体サイズ (mm) | 幅550×奥行290×高さ500(612)※かっこ内はドア開閉時の高さ | 幅550×奥行290×高さ500(612)かっこ内はドア開閉時の高さ |
製品質量 | 約16kg | 約16kg |
電源コードの長さ | 約1.9m | 約1.9m |
ホースの長さ | 給水ホース:約1.2m 排水ホース:1m | 給水ホース:約1.2m 排水ホース:1m |
付属品 | 給水ホース、排水ホース、ホースバンド、試供品洗剤、吸盤、背面カバー、小物入れ | 給水ホース、排水ホース、ホースバンド、試供品洗剤、吸盤、背面カバー、小物入れ |
見比べると、庫内構造や洗浄コース、本体カラーなどに違いがあることが分かります。
続いて、両モデルの違いを1つずつ見ていきましょう。
違い①庫内の構造(食器点数やホルダーなど)
NP-TSK2とNP-TSK1は、どちらも容量は約36Lで、2~4人分の食器をしっかり収納できますが、庫内設計には大きな違いがあります。
NP-TSK2の庫内設計
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NP-TSK2は、小世帯化を意識して収納設計が大きく改良されたモデルです。
2人分の食器(茶碗2点・汁椀2点・中鉢2点・コップ2点・中皿2点・大皿2点・カトラリー類)と直径26cmまでのフライパンなどを同時に洗うことができます。
さらに、庫内の奥にはタンブラー&ボトルホルダーを搭載していて、マイボトルや水筒、口の広いタンブラーも安定して置けるようになっています。
高さのある容器をよく使うご家庭でも安心です。
食器だけの場合は最大4人分(茶碗4点・汁椀4点・コップ4点・小皿4点・中鉢4点・大皿4点・カトラリー類)を一度に洗えます。
上かごはフラットにたためる新設計。
高さのあるボトルや食器を入れても接触しにくくなっています。
また、2つの上かごをまたいでコップや小鉢などを置くこともできます。
NP-TSK1の庫内設計
NP-TSK1は、ベーシックな収納構造を採用しており、約4人分の食器(茶碗4点・汁椀4点・コップ4点・小皿4点・中鉢4点・大皿4点)をまとめて洗えます。
また、直径26cmまでのフライパンや鍋、まな板もいれることができます。
上かごは折りたたみ式ですが、NP-TSK2の上かごのようにフラット設計ではないため、折りたたんでも少し出っ張ってしまいます。
お皿や調理器具を入れると接触することがあり、やや工夫が必要です。
さらに、お箸やスプーンなどをセットする小物入れにはスタイハンガーがついています。
離乳食が始まった赤ちゃんや、食べこぼし防止のためにシリコンスタイを使う家庭でも使いやすい構造です。

調理器具をよく使う家庭やマイボトル派にはNP-TSK2が便利!
食器中心の方や赤ちゃんのいる家庭では、NP-TSK1が活躍します♪
違い②洗浄コースの違い
NP-TSK2とNP-TSK1は、どちらも日常使いに便利な洗浄機能を備えていますが、コース内容やその特徴に違いがあります。
NP-TSK2の洗浄コース | |
---|---|
汚れレベル1〜3 | 軽い汚れからしっかり汚れまで幅広く対応 |
スピーディ | 約26分で洗える短時間コースで、忙しい時にも便利 |
80℃すすぎ | 高温すすぎで清潔仕上げ |
お手入れ | 庫内の清掃用 |
乾燥のみ | 洗わず乾燥だけしたい場合に |
ちょっとした食器なら約26分の「スピーディコース」で時短洗浄。
しっかり除菌したいときや油汚れが気になる時は「80℃すすぎコース」で清潔に仕上げるなど、用途に応じて使い分けが可能です。
NP-TSK1の洗浄コース | |
---|---|
汚れレベル1〜3 | 標準の洗浄コース |
低温ソフト | デリケートな食器をやさしく洗いたい時に |
お手入れ | 庫内の汚れに |
乾燥のみ | 食器を乾かしたい時に |
NP-TSK1には、「80℃すすぎ」や「スピーディ」はありませんが、「低温ソフトコース」を搭載しています。
熱に弱いプラスチック製品や赤ちゃん用のシリコンスタイをやさしく洗えるほか、お弁当箱やプラスチック製カップなども素材を傷めずに洗えます。
違い③かごの持ち上げ固定機能
NP-TSK2には、かごを持ち上げて固定できるフックが新しく搭載されています。
かごを持ち上げるだけでスッと固定できるので、かごを取り外さず庫内の掃除が可能です。
残さいフィルターも取り出しやすく、スムーズにお手入れができます。
一方、NP-TSK1にはこの持ち上げ固定フックはありません。
かごを取り出して掃除したり、持ち上げたまま残さいフィルターを取り出す必要があります。
違い④本体カラー
NP-TSK2とNP-TSK1は、カラー展開にも違いがあります。
NP-TSK2:ホワイト、ライトベージュ
NP-TSK1:ホワイト、スチールグレー
どちらもホワイトは共通ですが、NP-TSK2は柔らかく明るいライトベージュを追加。
キッチンやインテリアに自然になじみ、ナチュラルな雰囲気を演出できます。
▼NP-TSK2のカラーバリエーション
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一方、NP-TSK1はライトベージュのかわりにスチールグレーが選択可能。
落ち着いた色合いなので、シンプルでシックな空間に合わせやすいです。
▼NP-TSK1のカラー(スチールグレー)
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明るく優しい雰囲気ならNP-TSK2、落ち着いた空間にはNP-TSK1がぴったり♪
違い⑤価格
NP-TSK2とNP-TSK1は、価格にも差があります。
ショップや購入時期にもよりますが、NP-TSK2はおおむね8万円前後、NP-TSK1は6~7万円前後で販売されていることが多いです。
NP-TSK2の方がやや高めです。

ただし、価格は日々変動するので、損しないためにも購入前に最新価格をチェックするのがおすすめ!
最新の価格は下のリンクから確認できます♪
▼NP-TSK2の最新価格
▼NP-TSK1の最新価格
NP-TSK2とNP-TSK1 どっちがおすすめ?
両モデルには異なる特徴があるため、重視するポイントによっておすすめは変わります。
ここでは、それぞれのモデルに向いている人をまとめました。
NP-TSK2がおすすめな人
・水筒やタンブラーなど高さのある容器をよく使う
・忙しいときは「スピーディコース」で時短洗浄したい
・除菌仕上げができる「80℃すすぎ」で清潔に保ちたい
・明るくナチュラルなデザインを重視したい
・新しいモデルを選びたい
NP-TSK2は庫内設計が改良されており、調理器具やマイボトルを効率よくセットできます。
また、時短や高温すすぎのコースも充実しているので、機能性や清潔さを重視する人にぴったりです。
▼庫内構造が大幅に改善!パナソニック 食洗機 NP-TSK2はココからチェック!
NP-TSK1がおすすめな人
・赤ちゃん用品やプラスチック製のお弁当箱などを洗いたい
・スチールグレーの落ち着いた色味が好み
・購入費用をできるだけ抑えたい
NP-TSK1はスピーディや80℃すすぎコースはありませんが、低温ソフトコースでデリケートな食器や赤ちゃんグッズも安心して洗えます。
価格も抑えめなので、シンプルに食器洗い機を導入したい人におすすめです。

調理器具やマイボトルまでまとめて洗いたいなら→NP-TSK2
コスパ重視&赤ちゃん用品などを洗いたいなら→NP-TSK1
暮らしのスタイルや予算に合わせて選んでみてくださいね♪
▼コスパ良し!べビー用品も洗いやすい!パナソニック 食洗機 NP-TSK1はココからチェック!
パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TSK2とNP-TSK1の共通の機能や特徴
ここからは、NP-TSK2とNP-TSK1の機能や特徴についてお話していきます。
奥行き約29cmのスリム設計
NP-TSK2は奥行き約29 cmのコンパクトボディを採用しており、限られたキッチンスペースにもスッキリ設置できます。
調理スペースを圧迫しにくく、シンク横や作業台の上にもすっきり設置できます。
また、どうしてもシンク横のスペースが狭くて置けないという場合は、別売の専用ステンレス置き台を利用することで食洗機を設置することができます。

「食洗機は欲しいけれど置き場所がない・・・」と諦めていたご家庭にも導入しやすいサイズ感です♪
上に開く「リフトアップドア」設計
NP-TSK2/TSK1は、前に大きく倒れる従来の食洗機と違い、扉が上方向にスライドして開く「リフトアップドア」を採用しています。
この構造により、 シンク横に置いても蛇口や水栓レバーと干渉しにくく、設置場所の自由度が高い のが特徴です。
また、開閉時にドアが前方に出っ張らないため、狭いキッチンでも作業スペースを確保しやすく、食器の出し入れもスムーズです。
ストリーム除菌洗浄(高温水流による除菌)
NP-TSK2/TSK1は、洗浄中に 50℃以上の高温水流を噴射して食器を除菌 する「ストリーム除菌洗浄」を採用しています。
手洗いでは難しい温度のお湯と水圧で汚れを落とすため、 油汚れや食べ残しも効率よく分解しながら、しっかり除菌できます。
毎日使うお茶碗やコップ、赤ちゃん用の食器まで、安心して清潔に仕上げられるのが大きなメリットです。
AIエコナビによる自動節電機能
NP-TSK2とNP-TSK1の両モデルには、AIエコナビが搭載されています。
この機能は、洗浄時に庫内の水温や周囲の室温を自動でチェックして、最適な運転を行います。
洗浄工程では給水温度に合わせて水温を調整し、乾燥工程では室温に応じてヒーターの加熱時間を調整。
これにより、無駄な消費を抑えながらしっかり洗浄できます。
AIエコナビONの場合、最大で消費電力量を約7%、運転時間を約4分削減できることがあります
※食器の量や汚れ、室温により効果は変動します。
静音設計(約39〜41dB)
NP-TSK2とNP-TSK1は、運転音が約39〜41dBととても静か。
図書館にいる時に感じる音レベルの静かさで、夜間や早朝に使っても、家族や近隣を気にせず洗浄できます。
寝ている赤ちゃんや家族がいる時間帯でも安心して使えるので、生活のリズムを崩さずに食器洗いが可能です。
また、リビングとキッチンが一続きの間取りでも、運転音が気になりにくく、会話やテレビの音を妨げません。
3段階の汚れレベル選択(汚れレベル1〜3)
NP-TSK2とNP-TSK1は、食器の汚れ具合に合わせて3段階のレベル(1〜3)を選択できます。
軽い汚れの食器なら「汚れレベル1」の少ない水量と短時間で洗浄、がっつり汚れのついた食器は「汚れレベル3」で念入り洗浄、といったように効率的かつ経済的に使えます。
日常使いから食後の頑固な油汚れまで、状況に応じて最適な洗浄モードを選べるのが便利です。
お手入れしやすい
NP-TSK2とNP-TSK1は、残さいフィルターを取り外して付属の小さなブラシで汚れをかき取るだけで、簡単にお手入れできます。
1日2回使用した場合でも、週に1回程度のお掃除で十分です。
パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TSK2とNP-TSK1の違いを比較!まとめ
ここまで、NP-TSK2とNP-TSK1の違いや共通機能について詳しく解説しました。
両モデルの違いは以下のとおりです。
◆庫内構造
NP-TSK2:小世帯向けに改良され、フライパンや高さのあるボトルも効率よく収納可能
NP-TSK1:標準的な収納構造で、食器中心の家庭や赤ちゃん用品に適した設計
◆洗浄コース
NP-TSK2:スピーディコースや80℃すすぎコースなど、時短&除菌に対応
NP-TSK1:低温ソフトコース搭載で、デリケートな食器や赤ちゃんグッズに対応
◆かご持ち上げ固定機能
NP-TSK2:持ち上げ固定フックあり。庫内掃除やフィルター取り外しがスムーズ。
NP-TSK1:持ち上げ固定フックなし。
◆本体カラー
NP-TSK2:ホワイト・ライトベージュ
NP-TSK1:ホワイト・スチールグレー
◆価格
NP-TSK2:8万円前後
NP-TSK1:約6~7万円
NP-TSK2は、フライパンや高さのあるボトルまでまとめて洗える庫内設計や、時短のスピーディコース、80℃すすぎなどの除菌機能を備え、機能性や清潔さに優れたモデルです。
一方NP-TSK1は、低温ソフトコースでデリケートな食器や赤ちゃん用品も安心して洗え、価格も抑えめでコスパ重視の家庭に向いています。
結局どっちがいいの?
調理器具やボトル類までまとめて洗いたい、時短・除菌機能を重視→NP-TSK2
赤ちゃん用品やデリケート食器も洗いたい、コスパ重視→NP-TSK1
両モデルとも、奥行き約29cmのスリム設計でキッチンの限られたスペースにも置きやすく、リフトアップドアで食器の出し入れもスムーズ。
日々の食器洗いをラクにしてくれる使いやすさは共通しています。
暮らしのスタイルや予算、洗いたい食器の種類に合わせて最適なモデルを選んでくださいね♪
▼庫内構造が大幅に改善!パナソニック 食洗機 NP-TSK2はココからチェック!
▼コスパ良し!べビー用品も洗いやすい!パナソニック 食洗機 NP-TSK1はココからチェック!