パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34とKZ-PH34-Kの違いを比較しました。
結論から言うと、この2つは型番の表記が違うだけで、中身はまったく同じ製品です。
「K」の有無だけが違いなので、基本的にはどちらを選んでも問題はありません。
それでは、詳しく見ていきましょう。
▼パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34はココからチェック!
▼パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34-Kはココからチェック!
パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34とKZ-PH34-Kの違い
KZ-PH34とKZ-PH34-Kは、全く同じ製品です。
KZ-PH34-Kの末尾にある「K」はカラーを示しています。
KZ-PH34とKZ-PH34-Kの違いは、カラーを示す表記「K」がついているか、ついていないかだけの差なのです。
「K」は「ブラック(黒)」を意味していて、パナソニックの家電製品にはよくある表記方法です。
KZ-PH34とKZ-PH34-Kは同じ製品であり、仕様に違いはありません。
ブラックを強調したい時は「K」をつけてKZ-PH34-Kとし、製品そのものをあらわす時は「K」をつけずにKZ-PH34とするという感じで、時と場合によって表現方法が変わるだけなのです。

ちなみに「Black」なら「B」じゃないの?と思ってしまいますが、「Kuro(くろ)」の頭文字「K」から来ている説が有力です。
日本のメーカーは、英語の頭文字ではなく、日本語の色名の頭文字を使うことがあるんだとか!
パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34とKZ-PH34-K どっちがいい?
KZ-PH34とKZ-PH34-Kは、全く同じ製品なので、どちらを選んでも大丈夫です。
性能やデザイン、サイズや重さ等も全て一緒ですので、価格が安い方を選ぶのがベストな選択です。
▼パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34はココからチェック!
▼パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34-Kはココからチェック!
パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34とKZ-PH34-K 対応する鍋のサイズや種類
KZ-PH34/KZ-PH34-Kは、IH専用の鍋に対応した卓上IH調理器です。
基本的には「鍋の底が磁石にくっつく素材」であれば使用できます。
・鉄、鉄鋳物
・ステンレス(IH対応のもの)
・多層構造の鍋(IHマーク付き)
・アルミ
・銅
・耐熱ガラス
・陶器や土鍋(IH非対応のもの)
鍋底の直径12cm〜26cmのものが対応しています。
これより小さい鍋はセンサーが反応しにくく、26cmを超えると加熱ムラや安全機能が作動する可能性があります。
また、鍋底は平らな形状であることが必須です。
底が丸い中華鍋や反りのある鍋などは、加熱ムラや誤作動の原因になります。
揚げ物コース用の鍋
揚げ物コースで、てんぷらなどの揚げ物をおこなう際は、別売の「卓上IH用てんぷら鍋 KZ-T1K」を使用してください。
取扱説明書に「必ず指定のてんぷら鍋を使う」と書かれていました。
温度管理や安全性を確保するために、専用の鍋を使う必要があるためです。
▼卓上IH用てんぷら鍋 KZ-Y1Kをチェックする
炊飯コースでご飯を炊く時におすすめの鍋
炊飯コースでは、使用する鍋によって「炊飯1」と「炊飯2」を使い分ける必要があります。
お鍋:鋳物ホーロー鍋
内径:約20cm
底径:約15~16cm
深さ:8cm以上
底の厚さ:4mm以上
底の反り:2mm以下
おすすめの鍋:
ル・クルーゼ「シグニチャー ココット・ロンド」20cm
ストウブ「ピコ・ココット ラウンド」20cm
お鍋:ステンレス鍋
内径:約18~20cm
底径:約16cm
深さ:8cm以上
底の厚さ:2.5mm以上
底の反り:2mm以下
おすすめの鍋:
SG-CH.IHマーク/SG-IHマーク付きのステンレス鍋
ステンレス鍋は軽くて扱いやすいのが魅力です。
火加減も安定しており、毎日のごはん炊きにぴったりです。
パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34とKZ-PH34-Kの機能や特徴について
ここからは、パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34とKZ-PH34-Kの機能や特徴についてお話ししていきます。
↓スペック表はこちらです。
KZ-PH34/KZ-PH34-K | |
---|---|
消費電力 | 75W相当~1400W |
大きさ | 本体:幅30.4cm×奥行34.5cm×高さ5.4cm |
質量 | 本体:約2.5㎏ |
おいしさ | 加熱コース(7段階) 炊飯コース(1~3合) 煮込みコース 揚げ物コース(140℃~200℃) |
使いやすさ | 1000Wセーブモード ワンタッチとろ火・強火調節ボタン タイマー 火力表示(液晶) 運転音(3段階:約25dB・約33dB・約38dB) マグネット式プラグ |
安全機能 | 温度過昇防止機能 空焼き検知機能 切り忘れ自動OFF 鍋なし自動OFF 揚げ物そり鍋自動OFF 小物自動OFF |
均一な加熱と火加減の秘密「2重のIHコイル」と「2つのセンサー」
KZ-PH34とKZ-PH34-Kには、「2重のIHコイル」と「2つのセンサー」が搭載されています。
2重のIHコイルでムラなく加熱
本体内部の「中央」とその「周辺部」にIHコイルを2重に配置しています。
それによって、鍋全体をしっかりと加熱し、食材の中心までムラなく火を通すことができます。
とろ火から強火まで、どの火力でも均一な加熱ができるため、炒め物や煮物なども仕上がりが格段にアップします。
2つのセンサーで安全に
内蔵された2つのセンサーが、鍋底の温度を細かくチェックします、
調理中は、選んだコースに応じて自動で火加減を調整してくれるので、煮込みすぎや加熱しすぎを防ぎます。
必要以上に温度が上がりすぎないようコントロールされているので、安全性もバッチリです!
火力やコースについて
最大火力は1400Wで、7段階程度の火力調整が可能です。
「煮込みコース」「揚げ物コース」「炊飯コース」などもあり、幅広い調理に対応しています。
煮込みコース
煮込み料理にぴったりな「煮込みコース」では、食材をコトコトじっくり火にかけることで、芯までやわらかく仕上げます。
鍋の種類や食材の量が変わっても、80℃以上をキープするよう自動で火加減を調整してくれるので、常に安定した加熱が可能です。
揚げ物コース
「揚げ物コース」では、油の温度を一定にキープする事ができます。
設定できる温度は140℃〜200℃と細かく調整可能なので、天ぷらや唐揚げなど、料理に合わせた温度管理が簡単にできます。
温度が安定しているからこそ、食材の美味しさをしっかり引き出して、失敗しにくいのも嬉しいポイントです。
炊飯コース
炊飯コースでは、鋳物ホーロー鍋やステンレス鍋を使ってお米を炊くことが出来ます。
一度に1合~3合までおいしいご飯を炊くことが可能です。
キッチンポケットアプリで、IH調理器がもっと便利に
パナソニックの「キッチンポケットアプリ」を使えば、対応するIH調理器専用のレシピをスマートフォンから手軽にチェックできます。
レシピ検索や手順の確認がスマホでできるため、調理中でもスムーズに操作可能。
アプリを活用することで、より楽しく・便利に調理を楽しめます。
安全機能も充実
KZ-PH34/KZ-PH34-Kには、もしもの時に備えた安全機能がしっかり搭載されています。
おもな安全機能は「温度過昇防止機能」「空焼き検知機能」「切り忘れ自動OFF機能」「鍋なし自動OFF機能」「揚げ物そり鍋自動OFF機能」「小物自動OFF機能」の6個です。
鍋の温度が異常に高くなったとき、自動で加熱をストップしてくれる「温度過昇防止機能」。
スプーンや小さな器など、鍋以外のものを置いた場合は加熱されず自動でOFFになる「小物自動OFF機能」など。
他にも、鍋を置き忘れてスイッチを入れてしまったときに加熱が始まらない「鍋なし自動OFF機能」や、鍋の中が空の状態で加熱してしまったときに自動で加熱をストップする「空焼き検知機能」も搭載。
日々の“うっかり”をしっかりカバーしてくれるから、安心して調理に集中できます。
▼パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34はココからチェック!
▼パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34-Kはココからチェック!
KZ-PH34とKZ-PH34-Kの違いを比較!パナソニック 卓上IHコンロ調理器 まとめ
ここまで、パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34とKZ-PH34-Kについてお話してきました。
KZ-PH34とKZ-PH34-Kは、全く同じ製品です。
カラーを示す表記「K」があるかないかの差です。
KZ-PH34とKZ-PH34-Kは同じ製品であり、仕様に違いはありません。
性能やサイズ、対応する鍋の条件などもすべて共通しているため、購入時は価格が安い方を選べばOKです。
KZ-PH34とKZ-PH34-Kは、IHコイルやセンサーによる高い加熱性能に加え、炊飯・煮込み・揚げ物といった多彩な調理コースを備えており、使い勝手の良さは申し分ありません。
初めてIH調理器を使う方にも、サブコンロとして活用したい方にもおすすめのモデルです。
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
▼パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34はココからチェック!
▼パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34-Kはココからチェック!