自宅で本格的なエスプレッソやカフェメニューを楽しめるデロンギの「デディカ」と「デディカ アルテ」。
どちらもコンパクトなデザインと高い機能性で人気ですが、スチームノズルの仕様や抽出量の設定範囲、付属品などに違いがあります。
この記事では、それぞれの特徴や違いをわかりやすく比較し、どんな人にどちらのモデルが向いているかをご紹介します。
▼アメリカーノ風&ふんわりミルクフォームの「デロンギ デディカ」
▼ラテアートにこだわるなら「デロンギ デディカ アルテ」
デロンギ デディカとデディカ アルテの違いを比較!
デロンギのデディカは、自宅で本格的なエスプレッソを楽しみたい方に人気のマシンです。
コンパクトさと操作性が魅力の機種で、初めてエスプレッソマシンを使う方にも扱いやすい設計になっています。
一方、デディカ アルテは、デディカの上位モデルで、スチーム性能や操作感が改良され、ラテアートやミルクメニューにこだわりたい方に向いています。
まずは違いを比較表で見てみましょう。
項目 | デディカ (EC680) | デディカ アルテ (EC885J) |
---|---|---|
外形寸法 | 幅150×奥行330×高さ305(mm) | 幅150×奥行330×高さ305(mm) |
本体質量 | 約4kg | 約4kg |
消費電力 | 1300W | 1300W |
ポンプ圧 | 15気圧(抽出時9気圧) | 15気圧 |
水タンク容量 | 1L | 1L |
コーヒー抽出量 | 1杯: 約30mL (25〜350mL) 2杯: 約60mL (25〜350mL) | 1杯: 約30mL (15〜90mL) 2杯: 約60mL (30〜180mL) |
スチームノズル | 二重構造 高性能ミルクフロッサー (初心者向け) | 二重構造 ステンレス製スチーム管 (ラテアート向け) |
特徴 | シンプル操作・コンパクト設計 | スチーム性能強化、ラテアート対応、付属品充実 |
使用コーヒー | 挽き豆・44mm径カフェポッド | 挽き豆・44mm径カフェポッド |
カップトレイ | 有 | 有 |
自動電源OFF機能 | 有 | 有 |
付属品 | タンパー一体型計量スプーン フィルターホルダー フィルター3種 除石灰剤 | 専用タンパー 計量スプーン フィルターホルダー フィルター3種 ミルクジャグ 水硬度チェッカー 除石灰剤 フロッサークリーニングピン |
サイズや基本仕様は同じですが、スチームノズルの性能や付属品、コーヒー抽出量の設定範囲に差があります。
次はそれぞれの違いをさらに詳しく見ていきましょう。
違い① スチームノズル(フロッサー)
デロンギ デディカ は「二重構造高性能ミルクフロッサー」を採用しています。
スチームノズルの先端が外カバー付きの二重構造で、ミルクに空気を取り込みやすくなっています。
細かい操作や技術は必要なく、エスプレッソマシン初心者でも簡単にふんわりとしたミルクフォームが作れます。
カプチーノやカフェラテ作りに適しています。
デロンギ デディカ アルテは、デディカのデザイン性の高さはそのままに、改良された「二重構造スチームノズル」を採用しています。
空気の取り込み量が調節しやすく、よりきめ細やかで滑らかなフォームミルクが作りやすくなっています。
ラテアートに挑戦したい方や、ミルクフォームの質にこだわりたい方はデディカ アルテがおすすめです。
違い② 抽出量
抽出量にも違いがあります。
1杯 … 約30mL(設定範囲 25~350mL)
2杯 … 約60mL(設定範囲 25~350mL)
1杯 … 約30mL(設定範囲 15~90mL)
2杯 … 約60mL(設定範囲 30~180mL)
デロンギ デディカは、抽出量を最大350mlまで自由に調整できるので、アメリカーノ風やたっぷりのコーヒーを楽しみたい方に向いています。
デディカ アルテは、抽出量の設定が絞られているため、本格的なエスプレッソの味を重視する方向けです。
抽出量の自由度を重視するなら、デディカの方が使いやすくておすすめです。
違い③ 付属品
付属品の内容にも違いがあります。
◆デロンギ デディカの付属品
・タンパー/計量スプーン(一体型)
・フィルターホルダー
・コーヒーマシン用除石灰剤
・フィルター(1杯用・2杯用・カフェポッド用)
◆デディカ アルテの付属品
・タンパー(単体)
・計量スプーン(単体)
・フィルターホルダー
・フロッサークリーニングピン
・水硬度チェッカー
・ミルクジャグ
・コーヒーマシン用除石灰剤
・フィルター(1杯用・2杯用・カフェポッド用)
デディカは、タンパー一体型の計量スプーンや基本的なフィルター類が付属しており、シンプルな構成です。
一方、デディカ アルテは、デディカの付属品の内容に加えて、フロッサークリーニングピンや水硬度チェッカー、ミルクジャグが付属しています。
付属品の充実ぶりからも、アルテはこだわり派に適したモデルといえます。
デディカ デディカ アルテ どっちがおすすめ?
デディカとデディカ アルテ、どちらを選ぶべきなのか、実は迷う方が多いです。
どちらも優れたエスプレッソマシンですが、向いている人のタイプが少し異なります。
それぞれの特徴を踏まえて、おすすめの選び方を見ていきましょう。
デロンギ デディカがおすすめな人
デロンギ デディカデディカは「自宅で手軽にエスプレッソやカプチーノ、アメリカーノ風を楽しみたい」という方にぴったりのモデル。
抽出量の設定幅が広く、たっぷりの量を淹れることもできるため、気分やシーンに合わせた使い方が可能です。
二重構造の高性能ミルクフロッサーのおかげで、コツいらずでふんわりとしたミルクフォームが作れるので、ミルクメニューを気軽に楽しみたい方にも適しています。
デディカ アルテがおすすめな人
デディカ アルテデディカ アルテは「自宅で本格的なエスプレッソやカフェのようなラテメニューを楽しみたい」という方におすすめです。
改良された二重構造スチームノズルで空気の取り込み量を調整でき、きめ細かく滑らかなフォームミルクが作りやすくなっています。
ミルクジャグやクリーニングピンといった付属品も充実しており、本格的なラテアートにも挑戦したい方にぴったりのモデルです。
デロンギ デディカとデディカ アルテの違いを比較!どっちがおすすめ?まとめ
ここまで、デロンギ デディカとデディカ アルテの違いや選び方についてお話してきました。
デディカは幅広い抽出量設定ができ、アメリカーノ風のエスプレッソを楽しみたい方に向いています。
また、手軽にふんわりとしたミルクフォームを作りたい方にも最適です。
一方、デディカ アルテは、改良されたスチームノズルや専用付属品で、よりきめ細かく滑らかなフォームミルクが作りやすいです。
本格的なラテアートに挑戦したい方に向いています。
どちらも優れたモデルですが、気軽に美味しいエスプレッソやラテメニューを楽しみたいなら「デロンギ デディカ」、ラテアートにもこだわりたい本格派の方には「デディカ アルテ」がおすすめです。
ご自身の好みに合わせて、選んでみてくださいね♪
▼アメリカーノ風&ふんわりミルクフォームの「デロンギ デディカ」
▼ラテアートにこだわるなら「デロンギ デディカ アルテ」