TP-Linkの屋外用ワイヤレス防犯カメラ「Tapo」シリーズの中でも、注目されているのが2024年に発売されたTapo C410とTapo C425です。
どちらも高性能で使いやすく、家まわりの見守りに最適なモデルですが、「機能や性能の違いがわからない」「どちらを選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
両モデルの違いは、以下の8つです。
・視野角の広さと撮影範囲
・ナイトビジョンの性能
・設置方法と取り付け自由度
・AI検知機能の違い
・バッテリー性能
・防水防塵性能(IP規格)
・価格
この記事では、両モデルの違いをわかりやすく比較しながら、「あなたの用途に合ったベストな選択はどちらか?」を詳しく解説していきます。
購入の参考にしていただければ幸いです♪
▼コスパ重視!TP-Link Tapo C410はココからチェック!
▼性能&使いやすさ重視!TP-Link Tapo C425はココからチェック!
TP-Link 屋外セキュリティカメラ Tapo C410とC425の違いを比較!
Tapo C410は2024年7月、C425は同年2月に発売されたモデルで、C410のほうが少し新しい機種です。
両モデルともTP-Linkが展開する屋外用のフルワイヤレススマートカメラですが、それぞれに強みや特徴が異なります。
まずは、2機種の違いを比較表でサクッとチェックしてみましょう。
項目 | Tapo C410 | Tapo C425 |
---|---|---|
発売時期 | 2024年7月 | 2024年2月 |
解像度 | 2K(2304×1296) 300万画素 | 2K QH(2560×1440) 400万画素 |
視野角 | 水平111°/対角125° | 水平134°/対角150° |
ナイトビジョン | 最大9.1m フルカラー対応 | 最大15m フルカラー対応 |
バッテリー容量 | 約180日(6400mAh) | 約300日(10000mAh) |
防水・防塵 | IP65 | IP66 |
AI検知 | 動体/人物 | 動体/人物/ペット/車両 |
設置方法 | ネジ3点固定 | マグネット・両面テープ・ネジの3パターン |
こうして比べて見ると「画質」「視野角」「バッテリー性能」など、さまざまな違いがあります。
では、1つずつ詳しく違いを見ていきましょう。
違い①画質・解像度や映像のなめらかさ
Tapo C410とC425は、映像のキレイさや動きのなめらかさに違いがあります。
C410:2K(2304×1296px)約300万画素
C425:2K QHD(2560×1440px)約400万画素
どちらもフルHD(1920×1080)よりも高解像度ですが、C425の方がより細かく、くっきりとした映像になります。
人物の輪郭や車のナンバーなど、細かい部分まで見やすいのはC425です。
C410:最大15fps(1秒間に15コマ)
C425:最大30fps(1秒間に30コマ)
C425はフレーム数が多いため、映像がよりスムーズに見えます。
人や車といった動きのある場面でも、なめらかに表示されます。
一方、C410は最大15fpsなので、動きが速い場面では少しカクつくことがあります。

より高画質でなめらかな映像を求めるならC425がおすすめ!
でもC410も2K解像度で十分きれいだから、コスパ重視の人はC410も良い選択♪
違い②視野角の広さと撮影範囲
Tapo C410とC425は、カメラが映せる範囲=「視野角」にもはっきりとした違いがあります。
C410:水平視野角 約111°/対角 約130°
C425:水平視野角 約134°/対角 約150°
C410:3.17mm
C425:2.1mm
※数値が小さい方がより広角。
C425は視野角が広く、C410よりも一度に広い範囲をカバーできます。
広い範囲を映せるのは、防犯目的で死角を減らしたい人には大きなメリットです。
ただし、Tapo C410でも玄関まわりや駐車場など、一般的な家庭での使用なら十分カバー可能。
設置場所や目的によっては、C410でもしっかり対応できます。
違い③ ナイトビジョンの性能
夜間の見え方にも、C410とC425では違いがあります。
C410:最大約9.1m
C425:最大約15m
赤外線照射距離とは、「真っ暗な中でもカメラが映像を映せる距離」のこと。
赤外線照射距離が長いほど、遠くまで監視できます。
約9.1m→ 玄関先や車1台分の駐車スペース。
約15m→ 庭の奥や敷地の外、道路越しの対象まで映せる可能性も。
C425の方が遠くまで赤外線が届くため、広い範囲の監視に向いています。
C410でも玄関周辺や駐車場の見守りには十分な性能なので、用途や設置場所に合わせて選ぶのがおすすめです。
違い④設置方法と取り付け自由度
設置方法は、使い勝手や対応できる場所に大きく関わるポイントです。
Tapo C410:ネジ固定でがっちり設置
Tapo C410の設置方法は、壁に3か所の穴を開けてネジで固定する設置方式です。
穴あけが必要なのでやや手間がかかりますが、しっかり固定できるので強風時でも安心感があります。
耐久性・安定性を重視する人にぴったりのモデルです。
Tapo C425:マグネット式で3通りの設置が可能
Tapo C425は、設置場所や環境に合わせて選べる3通りの取り付け方法に対応しています。
①金属面にそのまま設置
カメラ台座に強力マグネットを内蔵しているため、スチール製の門柱やシャッター、ポストなどに工具不要でピタッと取り付けられます。
②両面テープ+スチールプレート
非金属の壁には、付属のスチールプレートを両面テープで貼り付けて設置可能。
壁に穴を開けないので、賃貸住宅や原状回復が必要な場所に便利です。
③ネジ固定(2点止め)
凹凸のある壁やザラついた面など、テープで安定しにくい場所では、壁に穴を開けて3か所でネジ止めすることで、しっかりと固定できます。

C425は取り付け方法が選べるのが魅力ですよね!
ピタッとつけるも良し、しっかり固定するも良し。
設置する場所に合わせて使い分けてくださいね♪
違い⑤AI検知機能の違い
AIによるスマート検知機能にも違いがあります。
C410:人物検知・動体検知
C425:人物・ペット・車両検知・動体検知
Tapo C410は、動くものや人をしっかり検知できる基本的な機能を備えており、玄関前や通行の多い場所の監視に十分対応できます。
一方、C425は人物だけでなく「ペット検知」「車両検知」にも対応しています。
たとえば、「ペットが外に出たタイミングを通知で把握したい」「駐車スペースに不審な車が来ていないか確認したい」といった用途にも適しています。
見守りの対象が人以外にもある場合は、C425の方がより柔軟に使えます。
違い⑥バッテリー性能
バッテリーの持ちも、Tapo C410とC425でしっかり差があります。
C410:容量6,400mAh(約180日間稼働)
C425:容量10,000mAh(約300日間稼働)
※使用環境や状況によって変わります。
Tapo C425は大容量バッテリーを搭載しており、C410と比べて約1.7倍長く使用可能です。
「なるべく充電の手間を減らしたい」「屋外の高所など、アクセスしづらい場所に取り付けたい」といった人には、C425のバッテリー持ちは非常に魅力的です。
ただし、どちらもソーラーパネル(別売り)に対応していて、安定した日照環境があれば実質的に充電不要にすることも可能です。
ソーラーパネルを導入する予定がある人は、バッテリーの違いはあまり気にしなくてもOKです。
違い⑦防水防塵性能(IP規格)
どちらも屋外設置を想定したモデルですが、防水・防塵性能(IP等級)にも差があります。
Tapo C410:IP65
Tapo C425:IP66
「IP○○」という表記は、防水・防塵のレベルをあらわす国際規格です。
数字が大きいほど、耐候性能が高いことを示しています。
IP65とIP66は数字が1つ違うだけに見えますが、防水性能としてはけっこう違いがあります。
IP65は「どの方向からの水の噴射でも浸水しない」レベルなのに対し、IP66は「さらに強い水のジェット噴射でも浸水しない」レベルです。
数字が1つ違うだけですが、水に対する耐久力はかなり上がると考えてOK。
普通の雨ならC410でも大丈夫ですが、雨が激しい場所や風が強い場所ならC425の方が安心です。
違い⑧価格
Tapo C410とC425は、価格も違います。
販売サイトや時期によって変動しますが、C410の方が約3,000円〜4,000円ほど安価なことが多いです。
C425は機能が充実している分、価格が少し高めに設定されています。
購入時は、ご自身の必要な機能と予算を考慮して選ぶと良いでしょう。

価格は日々変動するので、購入前に最新価格をチェックするのがおすすめです。
以下のリンクから、最新の価格を確認できます♪
▼Tapo C410の最新価格をチェック!
▼Tapo C425の最新価格をチェック!
Tapo C410とC425 どっちがおすすめ?
Tapo C410とC425はどちらも高性能なワイヤレス防犯カメラですが、用途や設置場所、求める機能によっておすすめが変わってきます。
Tapo C410がおすすめな人
・コスパ重視で、できるだけ安く導入したい
・主に玄関先や駐車スペースの見守りが目的
・ネジ固定でもOKな場所に取り付ける予定
Tapo C410は、シンプルながらも基本性能はしっかり備えているため、初めての防犯カメラとしても安心して使えるモデルです。
例えば、「ちょっとした外出時に玄関をチェックしたい」「駐車スペースの安全を手軽に見守りたい」というニーズに十分応えてくれます。
価格を抑えつつ、信頼できる見守りカメラを探している方にぴったりです。
▼コスパ重視!TP-Link Tapo C410はココからチェック!
Tapo C425がおすすめな人
・夜間でも広範囲をしっかり監視したい
・ペット検知や車両検知など、高度なAI機能を活用したい
・充電の頻度を減らしたい(バッテリー長持ち)
・暴風雨にもしっかり耐えられるカメラが欲しい
・取り付け時に壁に穴を開けたくない
Tapo C425は、本格的な防犯対策やスマートな見守りを実現したい方にぴったりの上位モデル。
高性能バッテリー&完全ワイヤレス設計で、取り付けも工具いらずで簡単。
マグネット式なので、壁に穴を開けずに設置できる点も大きな魅力です。
また、高画質+AI機能により、「防犯対策をしっかり強化したい」「ペットの様子を外出先から確認したい」というニーズにも柔軟に対応してくれます。

コスパ重視で、シンプルに使いたいなら → Tapo C410
高機能&快適さ重視で、しっかり見守りたいなら → Tapo C425
使いたい場所や目的に合わせて、あなたにぴったりのモデルを選んでくださいね♪
▼性能&使いやすさ重視!TP-Link Tapo C425はココからチェック!
Tapo C410とC425の共通の機能や特徴
ここからは、TP-Link Tapo C410とC425の共通の機能や特徴についてお話していきます。
家まわりの見守りにぴったりなカメラ
Tapo C410とC425は、どちらも家まわりの見守りに最適なワイヤレス防犯カメラです。
対応シーンの一例としては、
・駐車場やカーポートの車両監視
・庭やベランダの不審者対策
・物置・倉庫など、屋外設備の管理
・ペットや子どもの見守り(屋内設置もOK)
屋外だけでなく、室内のペットや子どもの様子も高画質で確認できるのがうれしいポイント。
スマートな動体検知機能も備えているので、見逃しが少なく安心して使えます。
また、初めて防犯カメラを導入する方でも扱いやすい設計になっているのも魅力です。
どちらのモデルも安定した通信環境と長時間バッテリーを搭載しているので、長期間安心して利用できます。
昼も夜もフルカラー
Tapoシリーズの大きな特徴のひとつが、夜間でもフルカラー映像を撮影できるナイトビジョン機能です。
一般的な防犯カメラは夜間になると白黒映像に切り替わりますが、Tapo C410やC425はスターライトセンサーとスポットライトを搭載しており、暗い場所でもカラーで撮影できます。
フルカラーなので、夜間の来訪者や不審者の服装、顔の表情、車両の色やナンバープレートなど、細かな情報までしっかり把握できるのが大きなメリットです。
防犯効果がグッと高まり、事件・事故の早期発見やトラブル回避に役立ちます。
2通りのデータ保存
Tapo C410とC425は、録画データの保存方法が2通り用意されていて、用途や好みに合わせて選べます。
microSDカードによるローカル保存
最大512GBまでのmicroSDカードをカメラ本体に挿入することで、録画データを保存できます。
録画データはカメラ内のmicroSDカードに保存されるため、ネット経由のプライバシーリスクを抑えられます。
また、microSDカードの容量がいっぱいになると、古いデータから自動で上書きされる仕組みになっています。
Tapo Careによるクラウド保存
別途契約が必要な有料サービス「Tapo Care」を利用すれば、録画映像をクラウド上に保存できます。
クラウド保存なら、スマホ紛失やカメラの盗難・故障時にも録画データが守られ、遠隔での確認もスムーズです。
双方向通話で安心のコミュニケーション
Tapo C410とC425はどちらもマイクとスピーカーを内蔵しているため、スマホアプリを通じてリアルタイムに双方向通話が可能です。
例えば、配達員さんに「玄関に置いてください」と伝えたり、離れて暮らす家族に声をかけたりと、さまざまな場面で便利に使えます。
防犯だけでなく、コミュニケーションツール・見守りカメラとしても活躍します。
不審者に警告できる
Tapo C410とC425は、動きを検知した際にライトを点灯させたりアラームを鳴らしたりして、不審者に警告することができます。
また、Tapoアプリを使って自分の声を録音して、不審者に向けて流すこともできるので、「監視されている」という意識を持たせて、防犯効果を高めることができます。
Amazon AlexaやGoogleアシスタントと連携可能
Tapo C410とC425は、どちらのモデルもスマートホームとの連携に対応しています。
「アレクサ、玄関カメラを見せて」と話しかければ映像をモニターに表示したり、「OK Google、Tapoカメラを見せて」と話しかけてライブ映像を確認したりすることが可能です。
手がふさがっている時でも簡単に映像チェックができ、防犯と使いやすさを両立しています。
Tapo C410とC425の違いを比較!TP-Link 屋外セキュリティカメラどっちがおすすめ?まとめ
ここまで、TP-Link Tapo C410とC425の違いと共通の特徴についてお話してきました。
両モデルの主な違いは以下の8点です。
◆画質・解像度
C410は2K(約300万画素)
C425は2K QHD(約400万画素)
◆視野角
C410は約111°、C425は約134°
C425の方がより広い範囲をカバー
◆ナイトビジョン性能
赤外線照射距離はC410が約9.1m、C425が約15m
より遠くを監視できるのはC425
◆設置方法
C410はネジ固定のみ
C425はマグネット・両面テープ・ネジ固定の3通り
◆AI検知機能
C410は人物検知のみ
C425は人物・ペット・車両検知対応
◆バッテリー性能
C410は約180日稼働
C425は約300日稼働
※どちらも環境による。
◆防水・防塵性能
C410はIP65、C425はIP66
より耐候性が高いのはC425
◆価格
Tapo C410のほうが3,000円〜4,000円ほど安価
機能や性能に差はありますが、どちらも屋外設置に適した高性能なワイヤレス防犯カメラです。
Tapo C410は比較的リーズナブルな価格で入手でき、コスパを重視する方に向いています。
一方で、より高画質や広範囲の監視、高度なAI機能や多様な設置方法、長時間バッテリーを求める方にはTapo C425がおすすめです。
どちらを選んでも、昼夜フルカラーの映像記録、双方向通話、動作検知による警告機能、スマートホーム連携など、安心と使いやすさを兼ね備えています。
用途や設置場所に合わせて最適なモデルを選んでみてくださいね♪
▼コスパ重視!TP-Link Tapo C410はココからチェック!
▼性能&使いやすさ重視!TP-Link Tapo C425はココからチェック!