象印 加湿器 EE-DF50とEE-DE50の違いを徹底比較しました。
EE-DF50とEE-DE50の違いは「型番」と「発売時期」だけ。
「型番は変わったのに中身は全く同じってどういうこと?」と思った方も多いはず。
この記事では、両モデルの共通点や特徴を整理しつつ、型番だけ変わった理由や購入時に知っておきたいポイントもわかりやすく解説していきます。
電気代やお手入れのしやすさなどもあわせて紹介しているので、ぜひ選ぶときの参考にしてくださいね♪
▼2025年モデル!象印 加湿器 EE-DF50はココからチェック!
▼2024年モデル!象印 加湿器 EE-DE50はココからチェック!
象印 加湿器 EE-DF50とEE-DE50の違いを比較!
結論から言うと、違いは「型番」と「発売時期」だけ です。
EE-DF50:2025年9月
EE-DE50:2024年9月
それ以外の性能、サイズ、加湿能力、タイマー機能や安全設計などは完全に一致しています。
▼EE-DF50とEE-DE50のスペック比較表
項目 | EE-DF50 (2025年モデル) | EE-DE50 (2024年モデル) |
---|---|---|
発売時期 | 2025年9月 | 2024年9月 |
容量 | 4.0L | 4.0L |
消費電力 (湯沸かし時) | 985W | 985W |
消費電力(加湿時) | 410W | 410W |
定格加湿能力 | 480mL/h | 480mL/h |
適用床面積 (木造和室) | ~8畳(13㎡) | ~8畳(13㎡) |
適用床面積 (プレハブ洋室) | ~13畳(22㎡) | ~13畳(22㎡) |
連続加湿時間 | 強:約8時間 中:約16時間 弱:約32時間 | 強:約8時間 中:約16時間 弱:約32時間 |
本体サイズ (幅×奥行×高さ) | 24×27.5×36.5cm | 24×27.5×36.5cm |
本体質量 | 約2.9kg | 約2.9kg |
加湿方式 | スチーム式 | スチーム式 |
主な機能 | フィルター不要 広口容器 クエン酸洗浄モード トリプル安心設計 自動加湿3段階 湿度モニター 入/切タイマー 湯沸かし音セーブ ランプ明るさ切替 | フィルター不要 広口容器 クエン酸洗浄モード トリプル安心設計 自動加湿3段階 湿度モニター 入/切タイマー 湯沸かし音セーブ ランプ明るさ切替 |
型番は変わったのに、なぜ全く同じなのか?
理由はシンプルで、「年度更新による型番リニューアル」です。
象印に限らず、多くの家電メーカーは毎年秋〜冬に向けて加湿器の「新モデル」を出します。
とはいえ、すべてのモデルが毎年中身まで刷新されるわけではありません。
加湿器のように構造がシンプルで完成度が高い製品は、設計そのまま、型番と発売年だけ更新というケースがよくあります。
型番だけ変更する理由は主に3つあります。
①販売管理のため
新しい型番に切り替えることで、在庫や流通を整理しやすくなる。
②保証やサポートの区別
発売年ごとに型番が違うと、修理や問い合わせ対応で製造時期を即座に判別できる。
③カタログ・店頭表示の鮮度
「最新モデル」として並べた方が、購買意欲を高めやすい。

EE-DF50はEE-DE50の後継として登場したけど、実際には設計や機能は一切変わっていない「年度だけ更新したモデル」です♪
EE-DF50とEE-DE50 どっちがおすすめ?
性能も機能も完全に同じなので、安く買える方を選べばOKです。
両モデルは加湿能力も消費電力もサイズも一致していて、違うのは「発売年と型番」だけ。
なので、価格だけが判断基準になります。

性能差ゼロだから、最安値をチェックして決めるのが一番かしこい選び方だよ!
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象印 加湿器 EE-DF50とEE-DE50の電気代はどれくらい?
※電気代を計算していく過程を飛ばして、結論から知りたい方はこちら。
象印 加湿器 EE-DF50/EE-DE50の電気代を細かく計算していきます。
電気代は消費電力から計算できます。
EE-DF50/EE-DE50の消費電力は、
加湿時(最大):410W
また、湯沸かしにかかる時間は約35分です。※室温20℃、水温20℃、満水時の場合。
ここでは「強モードで8時間運転」するものとして計算します。
(強モードの連続加湿時間が8時間のため)
湯沸かし時にかかる電気代
まずは、湯沸かし時にかかる電気代を計算していきます。
湯沸かし時間:約35分(0.583時間)
計算式:
985(W) × 0.583(h) = 574.255(Wh)
574.255 ÷ 1000 = 0.574255(kWh)
0.574255 × 31(円) = 約17.8円
※1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。
湯沸かし時にかかる電気代は 約17.8円です。
加湿時(強モード8時間)の電気代
加湿時(強モード8時間)の電気代を計算していきます。
加湿時間:8時間
計算式:
410 × 8 = 3280(Wh)
3280 ÷ 1000 = 3.28(kWh)
3.28 × 31 = 約101.7円
※1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。
加湿時(強モード8時間)の電気代は 約101.7円です。
湯沸かし+加湿の合計
EE-DF50とEE-DE50は、「水を沸騰させてスチームを出す」という性質上、加湿を開始する前に必ず湯沸かしをする必要があります。
なので、実際に強モードで8時間運転した場合の電気代は、
湯沸かし時「約17.8円」と、加湿時(8時間)「約101.7円」をあわせた金額です。
つまり、1日あたり合計で 約119.5円 かかります。
1ヵ月間、毎日強モードで8時間運転した場合の電気代は、
119.5円x30日=約3,585円となります。
内容 | 電気代 |
---|---|
湯沸かし1回 | 約17.8円 |
加湿(強8時間) | 約101.7円 |
湯沸かし+加湿 | 約119.5円 |
1か月(毎日強8時間) | 約3,585円 |

電気代を少しでも抑えたいなら、給水時に冷たい水ではなくお湯を入れると良いですよ♪
湯沸かし時間が短くなるので節電できます。
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象印 加湿器 EE-DF50とEE-DE50 共通の機能や特徴
EE-DF50とEE-DE50は、型番と発売年こそ違いますが、性能や機能はまったく同じ。
ここからは、両モデル共通の機能や特徴についてお話していきます。
清潔な蒸気でしっかり潤う!スチーム式の加湿器
EE-DF50/EE-DE50は、水を沸騰させて発生させた蒸気で加湿するスチーム式の加湿器です。
水を沸騰させるため、加湿器内部でのカビや雑菌の繁殖リスクが低く、清潔に使えます。
また、放出する蒸気は約65℃まで冷ましてあるので、やけどや過剰な熱さの心配もなく、安全に加湿ができます。
自動加湿モードで快適に
EE-DF50とEE-DE50は、「湿度センサー」と「室温センサー」を搭載しており、部屋の湿度を自動でコントロールできます。
自動モードでは加湿量を「ひかえめ」「標準」「しっかり」の3段階から選べます。
暖房で空気が乾燥しやすい冬は「しっかり」、秋口や過ごしやすい季節は「ひかえめ」といったように、季節や環境に合わせて快適に加湿可能です。
連続加湿モードでしっかり加湿
お部屋の湿度に関係なく一定時間ガッツリ加湿したい場合は、連続モードがおすすめです。
「弱」「中」「強」の3段階から加湿量を選べます。

連続モードはガッツリ加湿したいときにおすすめだけど、結露やカビには注意してね♪
トリプル安全設計で安心
EE-DF50とEE-DE50には、お子さんがいる家庭でも安心して使えるように、「チャイルドロック」「ふた開閉ロック」「転倒湯もれ防止構造」の3つの安全機能が搭載されています。
・チャイルドロック
チャイルドロックボタンを3秒長押しすることで、他のボタンが操作できなくなります。
小さな子どもが触っても誤操作を防げます。
・ふた開閉ロック
レバーでふたをロックできるため、万が一倒してしまってもふたが開きにくく安心です。
・転倒湯もれ防止構造
加湿器本体を倒してしまっても、湯もれを最小限に抑える設計になっています。
※倒したまま放置すると蒸気口から微量のお湯が出る場合があるので注意してください。
フィルターなし&広口容器でお手入れ簡単
EE-DF50とEE-DE50は、フィルターがないのでお手入れがとても簡単です。
ポットと同じような構造で、フタを大きく開けられるので、タンク内部をサッと掃除できます。
基本的には、使用前に水を入れて、使用後はお湯を捨てるだけでOKです。
1~2か月に1度のクエン酸洗浄でさらに清潔に
定期的なお手入れとして、1~2か月に1度はポット内部のクエン酸洗浄がおすすめです。
◆手順の例
①コップにクエン酸30gを入れ、ぬるま湯で溶かし、ポットの中に入れる
②ポット内部の満水線まで水を入れる
③フタを閉め、電源コードを接続
④本体の「入」ボタンを押し、「湯沸かし音セーブ」ボタンを3秒以上長押し
約1時間半で洗浄完了。
終わったら中のお湯を捨てて軽くゆすぎます。

泡立ちや吹きこぼれを防ぐため、象印では加湿器専用のクエン酸「ピカポット(CD-KB03K型)」の使用が推奨されています。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入可能です♪
▼CD-KB03K型 ピカポッドはココからチェック!
タイマー機能で使いやすい
EE-DF50/EE-DE50は入タイマーと切タイマーの両方を搭載しています。
切タイマー:1・2・4時間の3段階
就寝時や外出時に、必要な時間だけ運転するよう設定できるので、使いすぎ防止にも安心です。
湯沸かし音セーブモードで静かに運転
EE-DF50/EE-DE50は、沸とう音を低減する「湯沸かし音セーブモード」を搭載しています。
水を一気に沸騰させず、ゆっくりと水の温度を上げることで、湯沸かし時の音を抑えることができます。
通常:約35分
湯沸かし音セーブモード:約45分
※室温20℃、水温20℃、満水時
通常:約39dB(図書館にいる時よりより少し静か)
湯沸かし音セーブモード:約31dB(ささやき声くらいの静かさ)

湯沸かし時間を短縮したい場合は、給水時に冷たい水ではなくお湯を入れると、早く沸きます♪
象印 加湿器 EE-DF50とEE-DE50の違いを比較!どっちがおすすめ?まとめ
ここまで、象印の加湿器 EE-DF50とEE-DE50の違いと共通点について解説しました。
両モデルの違いは以下のとおりです。
◆発売年と型番
EE-DF50:2025年モデル
EE-DE50:2024年モデル
性能やサイズ、加湿能力、タイマーや安全設計など、その他の仕様は完全に一致しています。
結局どっちを選ぶべき?
性能差はないため、価格で選ぶのが賢い選択です。
◆両モデル共通の特徴
・清潔な蒸気で加湿するスチーム式
・自動加湿モードと連続加湿モード
・トリプル安全設計
・フィルター不要&広口容器でお手入れ簡単
・入/切タイマーや湯沸かし音セーブモードなど
どちらも安全性・快適性・お手入れのしやすさを兼ね備えた、シンプルで使いやすい加湿器です。
価格を見比べて、賢く選んでくださいね♪
▼2025年モデル!象印 加湿器 EE-DF50はココからチェック!
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