TP-Linkの屋外用スマート防犯カメラ「Tapo TC65」と「Tapo C310」の違いを比較しました。
TC65とC310は、どちらも300万画素の高画質映像やIP66の防水防塵性能、夜間のナイトビジョン、双方向通話、AI人物検知など、家庭用の屋外防犯カメラとして十分な機能を備えています。
ただし、両モデルは同じ性能を持ちながらも、
・パッケージ・説明書の言語
・価格帯
といった違いがあります。
「どちらを選べばいいのか迷っている」という方のために、本記事ではTC65とC310の違いや共通点をわかりやすく解説し、使う人に合った選び方のポイントをお伝えしていきます。
Tapo TC65とTapo C310の購入を検討している方の参考になれば幸いです♪
▼TP-Link Tapo TC65はココからチェック!
▼TP-Link Tapo C310はココからチェック!
TP-Link Tapo TC65とC310の違いを比較!
まずは両モデルのスペック比較表を見ていきましょう。
項目 | Tapo TC65 | Tapo C310 |
---|---|---|
解像度 | 2K (2304×1296px) 300万画素 | 2K (2304×1296px) 300万画素 |
ナイトビジョン | 赤外線LED・最大30m | 赤外線LED・最大30m |
音声通話 | 双方向通話 ノイキャン付き | 双方向通話 ノイキャン付き |
通信方式 | Wi-Fi / 有線LAN | Wi-Fi / 有線LAN |
防水防塵 | IP66 | IP66 |
ストレージ | MicroSD(最大512GB) クラウド | MicroSD(最大512GB) クラウド |
スマート連携 | Googleアシスタント Alexa | Googleアシスタント Alexa |
比較表を見ると分かるように、カメラとしての基本性能において違いは一切ありません。
画質・夜間撮影性能・双方向通話・スマート連携など、どれをとっても「同等の性能」です。
ではなぜ、まったく同じ性能なのに2つの型番が存在しているのか?
その理由は、「販売ルート」と「ターゲット市場」の違いにあります。
違い①モデルの流通経路・立ち位置
Tapo TC65は海外市場向けに製造されたグローバルモデル、Tapo C310は日本国内向けに販売されているモデルです。
性能や仕様には違いがありませんが、「どの国向けに、どの販売ルートで展開するか」によって型番が分かれています。
メーカーが型番を分ける理由は、主に販売戦略や流通の管理をしやすくするためです。
たとえば、
・地域ごとの売れ行きや在庫を把握したい
・各国・各市場のニーズに合わせて販売戦略を立てたい
といった背景から、同じ中身でも型番を分けるケースは珍しくありません。

実際、他の家電製品でも、量販店専売モデルやネット限定モデルとして「型番だけ変えて中身は同じ!」という商品が多く存在します。
違い②パッケージ・UI・説明書
TC65は海外向けのモデルなので、パッケージやガイドは英語表記が中心で、一部多言語対応マニュアルに日本語が含まれる程度です。
▼Tapo TC65のパッケージ(英語表記が中心)
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一方、C310は日本語の説明書やパッケージになっており、初めての人でも安心して使いやすいのが特徴です。
▼Tapo C310のパッケージ(日本語が中心)
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ただし、Tapoアプリの操作画面やセットアップ画面は、TC65でもすべて日本語に対応しています。
日常的な操作や設定で困ることはほとんどなく、実際の使い勝手に大きな違いはありません。
違い③価格
価格にも違いがあります。
TC65は5,700円~8,000円ほどで販売されており、ショップや時期によって価格が変動しやすい傾向があります。
一方、C310は5,500円~7,000円前後が一般的です。
ただし、セールやタイミングによっては、TC65の方が安く購入できたり、C310が安くなるケースもあります。
どちらのモデルも性能には差がないため、購入前に価格を比較して、よりお得な方を選ぶことが大切です。

最新の価格は下記リンクから確認できます。
しっかり価格をチェックして、損しないようにしましょう♪
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TP-Link Tapo TC65とC310 どっちがおすすめ?
Tapo TC65とC310は、機能や性能に差はありません。
どちらを選んでも、300万画素の高画質・暗視対応・双方向通話・防水防塵など、屋外カメラとして十分な性能を備えています。
そのうえで選ぶポイントは、「説明書・パッケージ」と「価格」です。
日本語の説明書付きで安心して使いたい方は → Tapo C310
C310はパッケージや付属マニュアルがすべて日本語なので、屋外カメラが初めての方でも安心して使いやすいのが特徴です。
一方、TC65は海外向けモデルなので英語表記が中心ですが、一部の多言語対応マニュアルには日本語が含まれており、アプリや操作画面も日本語に対応しています。
そのため、日常の使用で困ることはほとんどありません。
価格重視の方は、購入時に値段を比較して選ぶのがおすすめ
価格は購入する時期やセールによっても変動します。
タイミングによってはTC65の方が安くなったり、C310の方が安くなることもあります。
購入前にしっかりと価格チェックしましょう。

どちらを選ぶか迷ったら、「日本語の説明書が必要かどうか」「購入時の価格はどちらがお得か」。
この2点を基準に比較するのがおすすめです♪
▼TP-Link Tapo TC65はココからチェック!
▼TP-Link Tapo C310はココからチェック!
Tapo TC65とC310 共通の機能や特徴
ここからは、Tapo TC65とC310の共通の機能や特徴についてお話していきます。
高解像度でクリアな映像
Tapo TC65とC310は、どちらも「2K・300万画素」の高解像度に対応しています。
フルHD(1920×1080)よりもさらに高精細な「2304×1296ピクセル」の映像を記録できるため、細かい部分までしっかり映し出せるのが特徴です。
たとえば、
・車のナンバープレート
・郵便物や配達物のラベルの文字
・敷地内の小さな動きや変化
こういった細かなポイントもくっきりと確認できるので、防犯カメラとしてだけでなく、宅配ボックスの見守りやペットの様子確認などにもぴったりです。
また、画質が良いと録画映像を見返したときの証拠能力も高まります。
いざというときに備えておきたい方には、十分なクオリティです。
最大30mのナイトビジョン
Tapo TC65とC310は、暗い場所でも鮮明に撮影できる「ナイトビジョン機能」を搭載しています。
850nmの赤外線(IR)LEDを使用し、最大で約30メートル先までの視界を確保。
夜間や光がほとんどない環境でも、人や物の動きをはっきり捉えることが可能です。
夜間の敷地内の見守りはもちろん、玄関や駐車場の不審者検知、留守中の防犯対策といった用途に役立ちます。
人物検知で必要な通知だけ受け取れる
Tapo TC65とC310は、AI技術を活用した「人物検知機能」を搭載しています。
カメラが動くものの中から「人の動き」を正確に識別。
単なる風で揺れる木の葉や通り過ぎる車など、不要な動体検知通知を減らすことができます。
必要な通知だけを受け取れるため、無駄なアラートに悩まされずに済むのが大きなメリットです。
また、動体検知の感度調整や、指定したポイントだけを監視するアクティビティゾーンや境界線の設定が可能で、自分の環境やニーズに合わせて細かくカスタマイズできます。
これにより、誤検知を減らし、必要なエリアからの通知だけを受け取ることができます。
映像の記録はSDカードとクラウドストレージから選べる
Tapo TC65とC310は、録画データの保存方法として、microSDカードとクラウドストレージの両方に対応しています。
microSDカードはカメラ本体に直接挿入して使用し、録画データがローカルに保存されます。
このため、インターネット経由でのデータ送受信が少なく、ネットワーク経由のプライバシーリスクを抑えられるのがメリットです。
また、ネット環境が不安定な場所でも録画が継続されやすい点も安心です。
一方、クラウドストレージ(有料の「Tapo Care」サービス)は、映像を外部サーバーに安全に保管します。
カメラやmicroSDカードが故障・紛失・盗難にあってもデータが失われる心配が少なく、外出先からスマホでいつでも過去映像をチェックできる利便性もあります。
用途や好みに合わせて、どちらかまたは両方の保存方法を選べるのが魅力的です。
IP66だから雨が降る屋外でも安心
Tapo TC65とC310は、IP66等級の防水・防塵性能に対応しています。
「IP66」とは、雨やホコリがかかっても壊れにくいレベルという意味の国際的な規格です。
「強い水しぶき」や「粉じん」がかかるような屋外環境でも、問題なく使える設計になっています。
玄関先やベランダ、駐車場やお庭など、天候を気にせず屋外に設置できます。
自動サイレン機能
Tapo TC65とC310は動きを検知すると、サイレンとライトで不審者に警告を出す機能を備えています。
大きな警告音(最大91dB)とフラッシュライトで、侵入を未然に防ぐことが期待できます。
サイレンやライトのオン・オフはTapoアプリから設定可能です。
夜間や留守中の防犯対策として、とても頼れる機能です。
双方向通話で遠くから会話できる
Tapo TC65とC310は、カメラに内蔵されたマイクとスピーカーで、リアルタイムの双方向通話が可能です。
スマートフォンのTapoアプリを使えば、外出先からでもその場の人に話しかけることができます。
たとえば、
・家族に「気をつけてね」と声をかける
・不審な人物に対して「録画しています」と警告する
といった使い方ができます。
防犯対策はもちろん、ちょっとしたコミュニケーションにも活用できる便利な機能です。
Tapo C410とC425の違いを比較!TP-Link 屋外セキュリティカメラどっちがおすすめ?
Tapo TC65とC310の違いを比較!屋外セキュリティカメラどっちがおすすめ?まとめ
ここまで、TP-Linkの屋外カメラ「Tapo TC65」と「C310」の違いや共通の特徴についてご紹介してきました。
両モデルの主な違いは以下の3点です。
◆モデルの位置づけ・流通経路
TC65は海外向けのグローバルモデル
C310は日本国内向けモデル
◆パッケージ・説明書の言語
TC65のパッケージやマニュアルは英語中心
C310のパッケージと説明書は日本語
◆価格
TC65は5,700円〜8,000円ほど、C310は5,500円〜7,000円前後で販売されていることが多い。
ただしタイミングによって価格の上下があり、どちらが安いかはそのとき次第。
機能や性能についてはどちらも全く同じです。
TC65とC310は、どちらも2Kの高画質、防水防塵(IP66)、ナイトビジョン、双方向通話、AI人物検知、自動サイレン機能など、屋外カメラとして非常に優秀なスペックを備えています。
Tapo C310は、日本語の説明書がついていてサポートもわかりやすいため、初めて防犯カメラを導入する方におすすめです。
価格重視の方は、購入前にしっかり価格をチェックして、よりお得な方を選びましょう。
「日本語対応のわかりやすさ」と「価格のバランス」を基準に、最適な1台を選んでみてくださいね。
▼TP-Link Tapo TC65はココからチェック!
▼TP-Link Tapo C310はココからチェック!